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病院では症状を診断し、症状を緩和する薬を処方する「対症療法」が中心です。
例えば、不安感が強くそれを緩和するなら抗不安薬、眠れないから睡眠導入剤というように処方されますね。
一方、心理カウンセリング(心理療法)は、症状だけでなくその人全体をみていきます。
症状は結果であり、そこに至るまでにどのような背景があるのかを、お話を伺うことで探っていきます。
最大の違いは、心理カウンセリング(心理療法)では根本からの解決を目指すことです。
どちらがいいとか優れているということではなく、アプローチが異なるのです。
大事なのは、状況により使い分けることです。
例えば、対人関係の悩みを解決したい場合は、心理カウンセリングが相応しいでしょう。
ただ、対人関係のストレスで、不安が強い、眠れないということであれば、抗不安薬や睡眠導入剤の服用により、そのストレスを手軽に緩和することはできるでしょう。
心理カウンセリングでも、薬を使わずに不安や緊張などをコントロールできるようになります。
精神疾患をお持ちの方、病院で薬を処方された方は、病院と心理カウンセリングの両方を活用されるケースも多いです。
薬で精神状態をコントロールしつつ、心理カウンセリングではじっくりお話しをうかがうことや、クライアントご自身が心の仕組みや取り扱い方を学んで実践していただくことで、よい方向に進んでいけます。
病院に行った方がいいのか、心理カウンセリングがいいのか迷った場合は、一度お問合せフォームからご相談ください。