プロフィール

はじめまして。

一生続く安心を手に入れる生き方に導く、心理カウンセラー森玲子です。

わたしは、これまで10年で3,000人を超える方の心理相談をお受けしてきました。


アダルトチルドレン 愛着障害 不安障害 適応障害
HSP 大人の発達障害 摂食障害 会食恐怖症 失声症 書痙(手が震えて文字が書けない)
うつ 不安神経症 強迫性障害 双極性障害 統合失調症


ママ友・PTA 隣人などの対人関係のお悩み
お子様の不登校 発達障害 子育てのお悩み


親子関係 母娘クライシス 親の介護・介助のお悩み


親や近親者の死別・自死などからくる喪失感・罪悪感・他罰感の苦しみ
夫のモラハラ 妻の暴言暴力 借金問題 共依存 離婚相談 パートナーシップなど家族の問題


性の違和感 性同一性障害のパートナーシップなどジェンダーに関するお悩み


イライラや怒り・恨み・不安・緊張など感情のコントロールについてのお悩み


・・・など、様々なお悩みを抱える方たちが、安心を手にいれ自分らしく悔いのない人生が送れるようにサポートさせていただいています。


実は、わたし自身長い間生きづらさから抜け出せず苦しんでいました。


カウンセリングはカウンセラーであるわたしと、クライアントであるあなたとの共同作業です。

共同作業によりカウンセリングの効果が促進されるかどうかは、相性によるところが大きいと言えます。

特にはじめてカウンセリングを受ける前は、カウンセラーがどういう人なのか、またその人との相性はどうか、とても気になりますよね。


わたしがカウンセラーとして活動するに至った現在までの経緯をプロフィールにまとめましたので、ご参考にされてください。


 

ひとの言葉と感情に敏感な子ども

いまでは信じてもらえないくらいですが、小学生の頃は、学期末にもらう通知表の先生のコメントは、決まって「引っ込み思案」でした。


授業中の発表は問題ないのですが、自分の気持ちを言葉にする場面では、なぜか感情が溢れてしまって涙が出てしまうのです。

泣きながらしか話せない自分が恥ずかしかった。

ちょっと繊細なところがある子どもでした。


また、ひとが発する言葉の響きからなんとなく感じられる、その人の感情に敏感、かつ興味のある子どもでした。



近所のおばちゃんが「れいこちゃん、足も速くて勉強もできるんだってね」といってくれ、

母がそのおばちゃんにわたしのことを「よく手伝ってくれて、助かるんですよ」というのを聞いて、

「そんな自分しか認めてもらえないの?ずっとそうでないとダメなんだ!」と強迫的に捉えた瞬間を今でもハッキリ覚えているくらい、人の思いを勝手に先読みするようなところがありました。


 

 

長女のわたしは損ばかり

晩婚の両親の元、長女として生まれ、年子の妹がいる4人家族でした。


昭和の時代のおおらかさとも言えるのでしょうか?
母が近所でパートの仕事で出かけている間、未就学児の姉妹で留守番をすることは珍しくありませんでした。


妹の世話を任された長女として、その責任を果たすことに必死で、妹を監視しては言う通りにさせようとしますが、まったく言うことを聞かない妹。


ある日、あまりにも言うことを聞いてくれない妹の頭を鉛筆で差したことがありました。

どうしよう・・怒られる!
怖い 悲しい 悔しい 腹立つ!!!

いろんな感情が入り乱れるけど、母が戻るまでにどうにかしないと・・・


家にあった包帯で妹の頭をグルグル巻きにして、精一杯の取り繕いをやったのでした。
子どもの浅知恵です。

帰宅した母は状況を把握したのか、わたしを叱りはしなかったのですが、激しくなく妹が母に手厚く世話されているのを見て、母にほっとかれた自分のその状況が、まるでミッションコンプリートできなかった罰のように感じました。


妹はなんにもしなくて可愛がられるし、弱いから世話を焼いてもらえる。
わたしは頑張っているけど、長女だからそれは当たり前で構ってもらえない損な役回り。


そんな不公平感を抱いていました。


母の代理で、小2のわたしがお通夜に行く


わたしが小学校に上がった頃から、しばしば母が床に伏せるようになりました。
今思えば、うつだったんだと思います。


ある日、起き上がれない母の代理で、小学2年生のわたしが近所のお通夜に伺うことになりました。


挨拶をしてお線香上げて・・・
母に言われたことを言われた通りに一生懸命やった自分。


母の代理をつとめることができたことが、「責任感の強い長女」としては誇らしく感じられもしましたが、小2の子どもには心理的な負担が大きかったのも事実でした。


恐怖や緊張、重圧、小2の子どもに親の代理をさせる母に対する恨みなど、ネガティブな感情は心の奥に押し込まれていたことに、それから20年以上たって気づくのです。

 

「父の代わりに母を守る」と決意

わたしが中3になる春頃から父が入院になりました。


母は父に付き添い、ほぼ毎日病院に寝泊まりするようになり、当然のように家事全般をわたしが担うことになり、なんでもひとりで頑張る「責任感の強い長女」をさらに強めていきました。


そんな生活が数ヶ月間続いたある秋の日、父が亡くなりました。


母子家庭になった我が家。自分のためにお金を使ってはいけない。
早く母を経済的に支えられるようにならならなくてはいけない。


父の代わりに、わたしが母をも守る!
そう誓ったわたしが、高校合格のお祝いに選んだ腕時計は男性用でした。



その時は、「これがいい!」と思って気に入って買ったつもりでしたが、ずっと後になって『父の代わりになる』という強い思いがそうさせたんだということに気づきました。

 

仕事は充実、人間関係は良好・・・なのに強まる生きづらさ

喰いっぱぐれのないよう、手に職を付けよう。
そう思って専門学校に進学し国家資格を取って働き始めましたが、その仕事はわずか2年ちょっとで辞めました。


親の期待に応えなければ(・・・と勝手に思い込んでいただけ・・・)という気持ちより、自分の正直な想いが勝ったのです。


その頃は、社会人になったことで、「もう経済的に迷惑かけてないのだから、自由に生きていいじゃん」という気持ちがあったように思います。


当時やっていた仕事は自分なりに工夫ができてやりがいを感じられ、職場環境も同僚にも恵まれ充実していました。


にもかかわらず、なんとも言えない生きづらさが常に、そしてさらに、わたしの人生を侵食しているように感じていました。


こんなに生きづらいのは支配的な母のせいだ!
当時はそう信じ込んでいました。


母の回りくどい、相手が察して動くように仕向ける言い方や、自分のやり方しか認めないような振る舞いに、いちいちイライラし、人生を支配されているような息苦しさが、やがて強い怒りになって湧くようになっていたのです。


その頃、頻繁に起きていたことに、わたしは嫌気がさしていました。


夜中、母がわたしの名前を呼び、起こすのです。
救急車を呼んでくれ、と。


過呼吸でパニックになっていたんだと、今ならわかりますが、これが起きるたびに『お前は私を幸せにしていない』と母に責められているような、苦々しい気持ちになっていました。


親に対して怒りや憎しみの感情を抱く自分に罪悪感を感じると同時に、わたしにそんな感情を抱かせる母をまた恨む、という負の感情のスパイラルに飲み込まれていたのです。


ただただ、母といることが苦痛でたまらなかった。

 

自分を知れば迷わず後悔のない人生を生きれるはず!

このまま生きていても、死んでいるのと同じだ。


母の存在が疎ましい。
でもきっと本質は底じゃないんだ・・・自分なんだ。
自分が変わるしかないんだ。
この自分をどうにかしたい!変わりたい!変えたい!
そのためには自分のことを知らなければ!


そう切羽詰まった想いでした。


自分が何のために生まれてきたのか、どう生きるように決めて来たのか、それがわかれば、きっと迷わず後悔せず人生を生きられる!


そう思ったわたしは、12万円を支払って占星術を受けたのでした。


伝えられたことは納得する場合が多かったものの期待したような本当に知りたかった情報は得られないばかりか、帰り際、とあるセミナーを紹介されたのです。


え?もしかして騙されてる?マルチ商法?・・・と一瞬想いもしたのですが、その時のわたしは、とにかく「人間のこと」を学びたかった。
その上で「自分」を知りたかった。




しかし、そこから自分探しの迷路にはまってしまったのです。

 

 

頑張っているのに”生きづらさ”が消えない!

学んで実践している・・・だけど消えない生きづらさ。
”変わってない”から、また別の学びをする・・・のスパイラル。


そんな自分を恨めしく思っていたある日。
お風呂場でシャンプーしている最中に「死ね!死ね!死ね!」と頭の中でつぶやいている自分に気づいて、心底驚いたのです。


こんなにも自分を嫌ってるんだ。
「ごめんね、自分」
そう思わず心の中で謝りました。
シャンプーしながら涙が止まりませんでした。


でもどうしたら自分変われるんだ?
いろいろやったよ!
こんなにやってダメなら、もう悟るしかないじゃないか!

本気でそう思って、悟り系の本を読み漁りました。
共通して書かれていることは実にシンプルでしたが、なかなか受け入れがたいモノでもありました。


ありのままの自分を丸ごと受け入れる 


でも、もう後がない。
やるしかない!
やろう!


とことん自分を丸ごと受け入れ続けたある日、今までの生きづらさの根本原因から解き放たれる体験に至りました。


答えは最初から自分の鼻先にずっと張り付いていたのに、いまようやくそれに気づいた!

 

悩みや苦しみの本当の意味

それらの実体験から、ハッキリわかったことがあります。

”悩み”は問題ではなく、何か悪いことが起きているわけでもなく、生きてきた中で無自覚に信じ込んできた「べき」「当たり前」「普通」「常識」から自分を自由にし、本来の自分らしさを取り戻すチャンスが来た、という“お知らせ”に過ぎない!


わたしは長い間、誤解していたのです。


このイヤな自分を理想通りに変えることができたら、このダメな自分を完全に排除できたら人生が上手くいくはずだと思い込んでいた。


そうじゃなかった!!!


どんな自分も、どんな気持ちを味わっている自分も丸ごと受け入れてはじめて「安心」がやってきたのです。


親や誰かに「そのままのあなたでいいよ」と言ってもらえたら、自分は自分として存在していいと安心すると思っていましたが、誰かにそう言われたとしても結局そう思えない自分が自分を赦していなかっただけでした。




どうであっても、この自分でOK!
私がずっと求めていたのは、これだったんだ!


わたしはわたしに認められ赦されて、ようやく揺るがない安心感と自信を手に入れることができたのです。

 

 

生きづらさを母のせいにしていたかった理由


変えられるのは自分のことだけと頭では理解しながらも、心の奥底で、この生きづらさは母のせいだとしか思えなかった理由も、丸ごと自分を受け入れ続けたことでわかったのです。


わたしは「父の代わりに母を守る」と自分に課すことで、その見返りとして「母に守ってもらう」ことを無自覚に期待していたのです。


わたしの心の奥の”子どもの心”は『ずっと母に守ってもらいたい』と思うけど、わたしの“大人の頭”は『そんなことなどできないのだ』という事実を知っている。


親といえども、私の人生を肩代わりすることはできない。
その事実を受け入れられない“子どもの心”が怯えていたんだ!ということがわかったのです。


・・・と同時に、『そうか、わたしはこれまで親という存在に守られて生きてきたんだな』と心から思えました。


自分の感情を丸ごと受け入れ続けたことで、「自分が自分を心底理解し、共感する」体験を通して、揺るがない安心感と自信が手に入ったのです。



一人で向き合ってきたわたしが悔やんでいること

わたしは自分に向き合い続けたことで、後悔なく、自分らしく安心して生きるのに本当に必要なことは何なのか、その本質がわかりました。


そのシンプルな原理をクライアントの皆様に実践していただき、人生を好転していかれるのを拝見することがなによりの喜びです。


その意味で、いろんな学びをあれこれ試してみたこと自体は後悔してはいません。


ですが、一人でどうにかしようとしたことで、10年という時間と500万円以上のお金を費やすことになってしまいました。


一人で頑張るって、結局は一人で抱え込むことになりやすい。

そして、ひとりで抱え込むことになれば、孤独を深め悩みが複雑に感じられる




どんどん無気力になったり、あるいは自分の無意識の心に敵意が湧いてきます

その敵意が自分の内側に向くと、自分を傷つけたり病気にする。
外側に向かえば誰かを傷つけたくなる、ということが起きます。

本当は良くしたい関係を自ら壊すような行為や態度を無意識にしてしまったりするのです。



そういう苦しみを味わう必要はありません。
あなたには、悩みを一人で抱え込んでほしくないのです!

 

悩んでいる時こそ、チャンスなんです!

 

カウンセリングを受けてくださった方には、「もっと早く来れば良かった」「こういうことを学校でも教えてくれたらいいのに」と、よく言っていただけます。


以前のわたしのように、生きづらさを誰かのせいにしながらも、「本当は自分が変わるしかないんだ」「でも、どうやって変えられるのかわからない」と、身動きがとれないような気持ちに陥っている方に、ぜひ受けていただけたら幸いです。


はじめてのカウンセリングで上手く話せるかな?
本当にわたし、変われるのかしら?


そんな不安や葛藤があるのは当然です!


でも、少しの勇気が、あなたの未来を素晴らしいものにしていくのです。


どうぞ、安心してご相談ください。
心のプロが全力であなたをサポートします。

心理カウンセラー森玲子


 

あなたの勇気を応援しています!